ついに・・・ついに私にもこの日がやってきてしまいました・・・・。投資初心者が必ず通らなくてはならない最初の関門、それは、「お勉強代のお支払い💰」( ゚д゚)。この日がやってくるまで初心者は、「自分にはそんなことは起こらないだろう」とか、「自分はありとあらゆる手を売って万全を期しているから大丈夫✌️」とか、そう言う風に信じたいものですが、ね・・・しかしながら、株式市場は過酷です・・・(T_T)。どんなに万全の備えをしていたとしても、一気に崩れる時は崩れるのです。そうなったらもう、神様にも打つ手はないのです。
今日の写真は、昨日(2021年2月25日)の米国株式市場のヒートマップのスクショです。赤が下落、緑が上昇をした銘柄を表しているのですが・・・まあー、見事に真っ赤っ赤ですねー・・・( ;∀;)。これは一応セクター別に配列されていて、ハイテク株、金融株、食品、衣料品、などのセクションに分かれているのですが、ほんの一握りの銘柄を除いて、どこのセクターもほぼ一緒に下落しているのが見えるかと思います。まあ、こうなってくると、いくらセクター別に分散投資していても救いはありません。全員討死になのです・・・・( ̄▽ ̄;)。
ちなみに、このヒートマップというのは米国株式市場の状況を一発で見れるので、おすすめですよー╰(*´︶`*)╯♡。投資をしている人の必須アイテムなのではないかと思います。私も、毎日一回は必ずこのマップをみるようにしています。で、米国市場が開いているのは、日本時間の夜間なので、朝起きてこのマップを開いて、こんな風に真っ赤だったりすると、
「おは・・・ぎゃーーーーーーー( ゚д゚)!!!」
となったりするわけですね・・・(*゚∀゚*)。それはもう、恐ろしい朝なのです。
と、米国株式市場が崩れに崩れている今日、私はどう対応するかというと、えー、経験がないため、そんなにすぐ対処できず、すべてが後手後手になってしまっています( ̄▽ ̄;)。こういうところに、初心者と経験者の違いが顕著に出るのかなー、と思います。経験者のみなさんは、これまでにも暴落や暴騰を経験されていることでしょうし、その時にうまく立ち回ったにせよ、失敗したにせよ、何かしらのことを学ばれているわけです。そのため、「今後暴落したら、こうしよう」とか、「この前はこうやって失敗したから、こっちを試そう」などのシナリオを予め持っていらっしゃるような気がします。そして、いざ有事が起こった際には、予め決めておいたことを実行するのみ。素早い対応ができます。でも、初心者にはそれができないので、状況の変化に慌て戸惑い、「こう言う時はどうすればいいんだろーー( ´Д`)y??」とかやってる間に事態が一層悪くなっていくという・・・・。
というわけで、私もご多分に漏れず初心者ですので、対処が遅れております( ;∀;)!!やばいです!!本当はこんなブログを書いている場合ではないのかもしれません!!がしかし、株式売買の判断についてはほぼ思考停止してしまっていて、決断が下せないですのえ、ちょっと落ち着くまで待つのです。ここで焦って変なことをやらかしてしまっては・・・ん?!あ、でも、それもいいブログネタになるのかもしれませんが♪( ´θ`)ノ!!
えー、そんな中ですね、私がとった唯一の行動は、ある銘柄の損切りです。現在保有しているいくつかの銘柄の中から、「これは切ろう」と意外とすんなり決断できるものが一つありましたので、それを売り払いました。投資の専門用語では、「利確(利益確定)」と、「損切り」というのは、どちらも同じ行動のことを指します。ある銘柄を買っていた場合、その株を手放す際に「買った金額よりも売った金額が大きかった場合=売買によって利益が出た場合」のことを「利益確定」といいます。そして、「買った金額よりも売った金額が少なかった場合=売買によって損が生じた場合」は「損切り」と言うのですね。
はい、そして、私が損切りしたのは、KWEBという中国インターネット系のETFです。(ETFとは、上場投資信託のことなのですが、もし知らない方がいらっしゃった場合、こちらの動画で簡単に説明されています。たった3分ですから、カップラーメンを待つ間にでも見れちゃいますよ╰(*´︶`*)╯♡)
これを手放す決定をした理由は、主に2つあります。
- 情報収集が難しい、時間がない
- 経費率が高い
まず1つ目なのですが、株式投資というのは思ったより時間がかかります。投資を始めると、上述のヒートマップもそうですが、経済ニュースなどに注意しながら市場を追っていかなければならないので、毎日結構な時間が取られます。私のように専業主婦で、比較的時間のある人種の場合でも、米国市場を追っていくだけでいっぱいいっぱいなので、中国の経済ニュースや市場の動向にまで手が回らない、というのが現状です。また、英語ならまだしも、中国語は読めないですし、また、中国に行ったこともない私なので、いまいち中国株の値動きの裏にある心理や経済事情なども想像がつきません。
せっかく株式相場の勉強をするなら、株価の動きとその裏にあるシナリオとを関連付けながら学ぶのが大事だと思うのですが、中国系株は言語などのハンデもあり、そこが不可能そうなので、いったんあきらめることにしました。とっても残念ですが。でも、将来的に、米国株に慣れてきて、時間に余裕が出てきたらチャレンジしたいと思っています( ̄^ ̄)ゞ!!
それから、このETFはリターンもかなり高いのですが、その分経費率も0.74%と割高なんです。個別株なら、相場が崩れても保有し続けるのには別費用はかかりませんが、ETFの場合は経費がかかり続けてしまうのです。他にもいくつかETFを保有していますが、そちらの経費率は軒並み0.3%とかそれ以下なのに比べて、この中国系ETFは経費率が際立って高いのです。そう言ったわけで、現時点では、自分の能力と資金量の限界によるものではありますが、「勉強できず、なのに、経費が高い」ということで、この中国系ETFを損切りすることにしました。
具体的にどのくらいの損失を出したか、というと、1株あたり104.53ドルで5株買ったのを、1株あたり92.92ドルで売りました。これは、9%の下落ということになり、トータルで58ドルほどの損失を出しました。日本円でいうと、6,000円くらいですかねー( ;∀;)。過去記事でご紹介したイートロというネット証券口座を使っていたので、幸いにも手数料はかかってません。損切りの時に手数料までかかったら痛み倍増ですよね、やっぱり手数料が低い証券口座を選ぶほうがいいです。ちなみに、これは中国系のインターネット株をひとまとめにしたETFなんですが、ドル建てで、NY証券取引所に上場されています。
というわけで、今回学んだ教訓としては、
- 自分が情報収集できない株は買わない
- 次に何が起こってもいいように、常にシナリオを描いて行動する
と言った感じでしょうか。そもそも、なぜ私がこの中国系ETFを購入したかというと、「分散投資」のためだったんです。同じ地域(例えば、米国市場)だけで株式を購入してしまうと、上のヒートマップにもあるように、一気に市場が暴落した場合、全部落ちてしまいますので、そう言った意味で、別の国にも何か持っていた方がいいだろう、と思い、中国系を一つ組み入れてみたわけなのですが。でも、よく考えてみたら、このETFはNY証券取引所に上場しているわけで、実は全然分散になってなかったのですねー( ´Д`)y!!
また、中国系株は、私が利用している証券口座ではチョイスが非常に少なく、このETFくらいしか購入できなかったのでやむなくこれを買ったわけなのですが・・・そんないい加減な理由で買うのはバカでした(T_T)。自分が本当に納得して、信頼して買える銘柄を見つけて、それを買うべきなのですね。と、多少の痛手はあるものに、たくさん学べた今日なのでした!で、ブログも長くなってしまいましたが、すみません(*^▽^*)!!