こどもも、株も、長い目で❤️②

で、前回の記事に続いて、我が家の子育てについて、少し書かせていただきますと。我が家の長男、らん吉は、あちこちで数え切れないほどの伝説を繰り広げてきました。子どもの頃は、感情のコントロールが難しく、また、とても気が強いため、本当に毎日が戦争のようでした。そんな訳で、母の私は、「彼が今日も癇癪を起こすのか?」「また学校に呼び出されるのか?」と、毎日怯えている状態でした。そんな彼につけられたあだ名は「信長」。そう、まさに、突拍子もない行動などで知られる、感情に任せて生きたあの戦国武将、織田信長にちなんで、です。その暴君信長に翻弄された当時の日本のように、我が家の内部も戦々恐々としていたわけです・・・。

幼児さんの頃のらん吉と言えば、一度入れた保育園で初日に「本棚の本をすべて引っ張り出して地面に撒き散らす」という奇行を披露し、保育園の先生にマジで怒られました( ̄▽ ̄;)。ただでさえ忙しいわけですからねぇ、先生方。そんなことする子どもがいたら、面倒で仕方ない訳です。まあ、でも、保育園は義務教育ではないので、そこはすぐに撤退する、という方策で乗り切りました( ̄^ ̄)ゞ!!家で自分でみた方が、他人に文句言われない分だけストレスが減りますしねぇ( ´∀`)。

しかーーし!!オランダでは4歳から小学校が始まるのですねー( ゚д゚)!!そして、こちらはさすがに撤退する、という訳には行きません・・・(T_T)。それで、そこから、10歳くらいまでは、「今日は学校でケンカしないかな」、「先生にまた呼び出されないかな」、「他の親御さん達にどう思わているんだろう」、などと悩み、胃が痛い毎日を過ごしました。学校で揉め事を起こして、イエローカードをもらったことも1回や2回じゃありません。彼のクラスメートで、大人しくて、いつもニコニコと先生の言うことを聞いていて、先生から好かれている子なんかを見ると、もうそのお母さんが羨ましくて仕方ありませんでした(T_T)。

まあ、そんな感じで相当手がかかったらん吉なわけですが。もちろん、学校だけではなく、家でも親の言うことなぞ聞く訳がなく、スポーツをやっても大概はコーチや指導員に怒られ、という感じで、もうどこへ出しても恥ずかしい子だったわけです。もちろん、何か発達障害があるのか?とか疑ったこともありますよー。まあ、これは、実は既に2歳半の時に「発語が遅い」と言う理由で自閉症・ADHDなどの発達障害の検査をされていて、そちらで既に「異常なし」とされていたので、追加のテストなどはしませんでしたけれど。

と、本当に怒涛の子育てを経験してきたわけですが、そんな彼も、先月無事に13歳の誕生日を迎えました🎂。そして、驚いたことに、最近は本当にどこに出しても恥ずかしくない子になりました!!いえ、ここで、私の子育てがよかったから、なんて言う気はまったくありません!!事実、私は子育てをまったく楽しめていませんでしたし、我が子を信じることなんてもってのほかでした。それって、やっぱりダメ母だと思うのですね・・・(T_T)。でも、でも、こんなダメ母のもとでも、彼は自分なりに立派に成長してくれました・・・ありがとう、らん吉╰(*´︶`*)╯♡。

こうした経験から思うに、人間誰でも、「輝ける時期があれば、ダメな時期もある」ということなんじゃないかと思うのです。らん吉は、多分、とても感情豊かな子で、幼い頃はその未熟さゆえに感情のコントロールができなかったのかな、と思う訳です。それが、年齢があがるにつれてできるようになってきて、自分のよさが出せるようになってきたのかな、と思います。

それに、去年から学校を公立から私立に変更した、ということも一役かっているのかもしれないと思います。私立だからいい、という意味ではなくて、この学校の空気とか理念とかスタイルがらん吉にあっている、ということなんだと思います。簡単に言うと、前に通っていた公立の学校よりも、かなり自由度が高く、自主性を重んじる校風なのです。それが、多分彼の性格にあっているのでしょうね。こう考えると、人間、「輝ける場もあれば、輝けない場もある」ということもあるのでしょう。

ここまで13年間、子どもを育ててきて、どん底も経験しましたし、現在のように上昇気流に乗っている時期もあります。うまくいかない時は何をどんなに頑張っても、もがくばかりでどうにもなりませんでしたけど、最近は拍子抜けするくらいすべてが上手くいってしまっています。人生、そんなこともあるんじゃないでしょうか。

もちろん、子どもの将来がどうなるかなんて、誰にもわかりません。でも、「悪い時もあれば、いい時もある」と思っていれば、子育ての悩みが少し軽減できるとは思います。これ、私が10年前に学びたかったです・・・(T_T)。

で、こう考えたら、株も同じ。相場が今後どうなるか、なんて、とどのつまりは誰にもわかりません(と、有名投資系YouTuberさん達も口を揃えて言っています)。でも、「悪い時もあれば、いい時もある」ということを踏まえた上で、長い目で見て、10年単位で判断して行こうよ。自分が賭けられると思う銘柄を見つけたのであれば、それを信じて、長い目でゆっくり育てて行こうよ。そんな風に思えるようになったのは、これまたらん吉のおかげなのでしょう╰(*´︶`*)╯♡。

あ、長すぎないようにとせっかく2部編成にしたのに、それでも長くなってしまいましたねー、すみません( ;∀;)!!そんな訳で、子育ての経験から株との付き合い方を学ばせてもらった私なのでした。これからも頑張るぞ╰(*´︶`*)╯♡!

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