今日は、またまた驚きのニュースが飛び込んできたので、こちらでシェアしたいと思います!なんと、ソーシャル・トレーディングを提供していることで躍進しているイートロ(e-Toro)という会社が、今年中にも株式上場するかもしれない、ということなんです!めちゃめちゃビックリです( ゚д゚)!!(ニュースのリソースはこちら。)
この会社、過去記事にも書きましたが、ヨーロッパではかなりサービス利用者の多いオンライン証券会社なのです。と言っても、従来のオンライン証券会社とは少しコンセプトが異なっていて、自社プラットフォーム内にSNS機能が備わっているのです。ですから、投資家たちは、銘柄選定などをする際に、他の投資家達の動きや発言などを参考にすることができるわけです。言ってみたら、楽天証券の中にTwitterやFacebookみたいな機能が備わっている、という感じなんです。新しいですよね╰(*´︶`*)╯♡。
私は、証券口座を2つ持っていますが、そのうちの1つをこのイートロで開設しました。理由としては、「証券口座とSNS機能の融合」という新しい試みがとても面白かったのと、それから、「手数料が完全無料」ということがあげられます。結構世界中に手広くサービスをやっているのに、日本ではまだ利用不可能なようですね。でも、これもそのうちに日本にも上陸することでしょう♪( ´θ`)ノ!
同じような会社として有名なのが、ロビンフッドという会社です。これは、アメリカの個人投資家の間で大ブームを巻き起こしていて、現在の米国株の高値の原因となっているとも言われているほどです。ロビンフッドも、手数料完全無料ということで、特に新しく投資を始める若者の間で人気を博しているみたいです。私は、ロビンフッドは使ったことがありませんので、2社を比べることは残念ながらできませんけど( ;∀;)。
調べてみたら、イートロの方がロビンフッドよりも歴史は古く、2007年にサービスを開始しているようです。既に14年も存在しているのですねー、この会社(つい最近まで名前を聞いたことがなかった私ですが( ̄▽ ̄;)。)
ロビンフッドのほうは、2013年からサービス開始しているらしいです。イートロよりも6年ほど遅く設立されたのですね。ということは、イートロの方が先に上場の話があってもおかしくはないのかもしれませんね。
そして、今回のイートロの上場は、SPACという形式になるようです。この、SPACという言葉、株式投資を始めてからというものよく聞きますので、これを機会に調べてみることに。いろはに投資さんのウェブサイトで、詳しいことが書いてありました。
SPACとは、Special Purpose Acquisition Companyの略、だそうです。でも、これだけ見てもなんのことやらわかりません、よねー( ´Д`)y。引き続き説明を読んでみると、どうも、買収目的のために作られた、実体のない会社、という意味みたいです。
実際にどういうかたちになっているかというと、
- まず、お金のある人(設立者)が自己資本でSPAC(空の会社)を立ち上げる。
- 投資家達からお金を集め(資金調達)、上場する。
- 上場したお金で企業を買収(今回の場合は、イートロ)
- 買収されたほうの企業が事業を営む実体になる。
なるほどー。まず先に空の会社を作っておいて、そこが現存している企業を買収することによって、現存している企業が簡単に上場できる、というわけですね。なんだか、裏口入学みたいなやり方なわけですねー( ;∀;)。
普通、株式市場に上場する際には厳しい審査を通り抜ける必要がありますけど、このSPACという手法を用いることによって、その手間と時間を省いて、手っ取り早く上場できてしまう、ということになります。実際、2020年には多くの会社がこのSPACという手法でお手軽上場の道をたどっているようです。ある有名YouTuberさんなんかは、「これら(SPAC)は全部ゴミ株」とまで手厳しく言っていたりします( ̄▽ ̄;)。それが本当かどうか、判断するほどの審美眼を私は持っていません。でも、SPAC会社がこうした手順を踏んで上場している、ということを念頭において、SPAC株を買う際には少し注意してみた方がいいことは間違いなさそうですね。
けど、なんだか不思議な感じがしませんか?イートロは株の売買取引を取り扱っているオンラインプラットフォームなんですよ。で、その株式が上場されて、株式市場で取引されるようになる。ということは、イートロ上でもイートロの株が売買できるってことですよねぇ?そんな入れ子構造になってしまうことになんだか不思議な感覚が残ってしまうのは私だけでしょうか( ;∀;)。
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