皆さん、こんにちは╰(*´︶`*)╯♡
このブログにたびたび登場するうちの長男、らん吉は現在16歳。
高校1年生という年齢で、人生の大きな分岐点を迎えております。
そして、彼が通うインターナショナルスクールでは、今学年の終わりに今後の進路を決めなければいけないのです。
そして、高校2年と3年にあたる2年間は、自分の選択によって、DPと呼ばれる進学コースか、CPと呼ばれるキャリアコースに分かれて勉強します📚
過去記事を読んでいただいた方は想像がつくと思いますが、お金儲けが大好きな彼はキャリアコースを選ぶと言っております😊💰
高学歴親という病
成田奈緒子さんという方が書かれた、「高学歴親という病」という本をご存知でしょうか?
著者は、日本の高学歴の親は、「学歴偏重主義という病」に冒されていると言います。
それが、子育てにおける様々な悩みの原因になっている、と言います。
彼女が提唱する子育てメソッドを全面的に採用しろとは言いませんが、でも、この本を読んでドキっとする親御さんは多いはずです。
私は、ロバート・キヨサキさんの本に描かれている貧乏父さんも、この「学歴偏重主義という病」にかかっている患者さんの1人だと思っています。
とにかく学歴が大事で、それを追い求め、学術的な世界での成功を目指し続ける。
それこそが大事だと盲目に信じ込んでしまっていて、そのせいで自分が貧乏のままで居続けるということに気づくことができない。
むしろ、貧乏しながら学術界に人生を捧げることが美徳であり、お金を求めることを恥だと考えていたりする。
かく言う私も、長男にお金の大切さを教えてもらって、このブログを始める前は、まぎれもなく「学歴偏重主義という病」の重症患者でした。
何しろ、西洋哲学という最もお金にならない学問を、10年の月日を費やして研究したのですから😅🙈
あのまま行っていたら、間違いなく貧乏母さんまっしぐらだったと思います。
途中で目を覚まさせてくれ、お金の大切さを教えてくれた長男らん吉には感謝しかありません😇🙏
らん吉の進路
そして、長男の進学に伴って、私も今、岐路に立たされています🛣
彼の通う学校では、この先の2年間、進学コースかキャリアコースかを選択して受講するわけなのですが。
このコースの大きな違いというのは、まさに学歴。
進学コースは、基本的に大学進学したい人のためのコース。
科学的な論文の書き方の訓練が主になり、このコースを修了すれば大学に行く切符を手に入れることができます。
もう一つのキャリアコースというのは、もっと実務的な内容になります。
企業家精神を育てたり、何か自分のビジネスを始めるために必要な知識や技術などを教えてくれるようです。
このコースに行くと大学に行くことは無理で、そのワンランク下の応用大学という種類の学校にしか入学できなくなります。
そして、名目上のコース選択は、「個人の選択による」とされていますが、実際には成績が悪くてディプロマコースには進むことができない生徒がキャリアコースに送られる、と言った構図になっています。
生徒数の割合は、ディプロマコースが80%。
そして、キャリアコースは20%。
要は、ボトム20%の成績の悪い生徒たちがキャリアコースに送られる、と言った感じですね。
そして、うちの息子らん吉は、昔から勉強が大嫌いです😅。
まあ、勉強が嫌いとは言っても、さすがに平均程度の成績はちゃんとキープしているのですが。
でも、
「机上の空論ばかりの、意味のない論文を書くなんてまっぴらごめんだ」
ということで、最終的にキャリアコースを選択することにしたようです。
金持ち母さんになれるのか?
ここで、私の中に潜む「高学歴親という病」が疼きます。
「せめて大学は出ておいた方がいいんじゃないだろうか?」
「大学に行く道をあきらめて、将来彼が後悔しないだろうか?」
「将来、大卒の他の同級生から見下されないだろうか?」
そんな心配が浮かんできて、いたたまれなくなったりします。
また、もったいない精神から、
「せっかく進学コースに行けるだけの成績があるのに、なぜ自ら低いコースを選んでしまうの?」
と思ってしまったり。
ともすれば、
「やっぱり進学コースに進んでちょうだい🙏」
と言ってしまいそうになります。
でも、そこはぐっと我慢です🧘♀️
自分の子どもの直感を信じ、彼のお金儲けにかける情熱を応援し、その能力を伸ばせるような環境を整えてあげること。
それが私に今与えられた使命なのだと思います。
彼の人生は彼のもの。
彼の人生を取り上げてしまうような、高学歴親にはなりたくはない。
こんな難しい局面に立たされて、母として、親として、自分が人間的にとても成長できる瞬間だなぁと感じています。
そして、親として後悔しない対応ができるよう、「金持ち父さん、貧乏父さん」を読み直している私なのです╰(*´︶`*)╯♡