バケーションハウスを買う?!

今年に入ってからずっと「投資の勉強📚」を続けてきて、ようやく少しずつ投資家目線が養えてきたかな?、という最近の私です╰(*´︶`*)╯♡

これまでに、①節約&保険の見直し②株式投資、と進めてきて、さあ次はいよいよ③不動産投資の世界に足を踏み入れようとしております!!

オランダの不動産事情

まず最初に、現在のオランダの不動産事情を少しお話ししておきましょう。

オランダでは、全国的に家の価格の上昇が問題になっています。

これは、もちろんアムステルダム、ロッテルダム、ユトレヒトなどの大都市に特に顕著です。でも、それらの都市の価格に引っ張られて、それ以外の市町村でも価格が上昇しています。

その原因の一つとして、国内外の投資家達が投資目的で家やアパートを買うことによって価格が押し上げられている、という指摘があります。

そのため、アムステルダムなどの大都市では、投資目的での家屋購入が規制され始めています。

また、投資目的での家屋購入に歯止めをかけるため、現存の家屋(つまり、新築ではない)を買う際の引き渡し税金の引き上げが実施されました(2%→8%)。

また、家の値段があまりにも高騰してしまい、まだ収入が少ない若者の家庭には手が届かなくなってしまっています。これは、少子化につながってしまう由々しき問題なので、政府が対応に乗り出しました。今後10年間、若い世帯向けの住宅をたくさん建設して需要に応える姿勢だということです。

さらには、今回、コロナウイルスによる経済的打撃を受けて、家の値段が下がるかな?と思いきや、逆に更に高騰し、なんと過去最高価格を記録してしまいました( ゚д゚)!

それもこれも、金融政策によって低金利になったため、そこを狙って、余剰資金を持っている家庭が不動産を買いに走る、という行動に出たからだと思います。

ちなみに、現在オランダでは住宅ローンを組もうとするとおおよそ1%の金利がつきます。こんな低金利だと、借りない方が損、という気分になりますよね。

バケーションハウスとは

オランダをはじめとするヨーロッパ諸国では、「バケーションパーク」という形態の休暇施設が数多く存在します。

バケーションパークの一例;リンブルグ州にあるEuroParcs

バケーションパークには、まず、レセプションやレストラン、プール、遊技場など、宿泊者全員が共同で利用できる施設があります。そして、それ以外の敷地にはバンガローと呼ばれる簡易的な家が配置されています。

簡易的とは言っても、バンガローはかなりレベルの高い宿泊施設です。テレビ、キッチン、浴室、トイレ、などはもちろん、セントラルヒーティング、食洗機などは必ずと言っていいほど備え付けられています。

どれだけお値段を出すかにもよりますが、デラックスタイプのものでは、サウナやジェットバス、エアコン、暖炉、などもあったりします。

そもそも、ヨーロッパの方々は、2〜3週間という長い期間バケーションをとるケースが多いです。そのため、ホテルよりも安く、また、一家で広々とスペースが使えるバンガロータイプが好まれるわけですね。

下の写真は、バンガローの一例です。今年建設されたばかりの新しいタイプなので、デザインもモダンで、内装も素敵ですよね。

ね、バンガローって言っても、とっても快適そうでしょ╰(*´︶`*)╯♡?

バンガローの一例(4人用)
大人用ベッドルーム
リビング・ダイニングエリア

バケーションハウスの利回り

オランダでは、不動産などの資産運用の利回りは、平均して4%と言われています。

そして、バケーションハウスを購入して運用する場合の利回りも、概ね4%程度が平均と言われています。

バケーションハウスの運用の場合、普通の賃貸物件と違って何が便利かというと、「運用はすべてバケーションパークがやってくれる」という点です。

投資家は、出資して、バンガローのオーナーになるだけ。予約などは、バケーションパークのウェブサイトから勝手に入りますし、マーケティングも全部やってくれます。

また、滞在中のお客様の対応も、パークのレセプションがすべて請け負ってくれます。パークに到着したお客さんは、まずレセプションで鍵を受け取り、パーク内の設備の案内などを受け、バンガローに入ります。

滞在中に困ったことがあれば、それもレセプションのスタッフが解決してくれますし、クレーム対応なんかもお手の物です。

また、バケーションパークには、専属の掃除婦さんなどがいます。お客さんが帰った後には必ず清掃が入り、次のお客さんが到着するまでには準備を整えてくれます。

その分、収益は、バンガローのオーナーとバケーションパークで分け合う、というかたちになります。つまり、宿泊者達が共同で利用する施設の利用料や従業員のお給料などをオーナー達が共同で負担するかたちです。

取り分の割合は、それぞれの運営団体によって違いますが、大体は、

オーナー70%:パーク30%

か、

オーナー60%:パーク40%

と言った感じです。

これでも、オーナーにとっては利回り4%が確保できる計算になっています。

あと、自家利用ができる、というメリットもありますね!たとえば、自分が使いたい時期があれば、事前にその日程をブロックしちゃうんです。すると、自分たちのバケーションも無料で楽しむことができちゃう、ということになります。

あ、でも、ハイシーズンに自家利用すると、利回り低くなっちゃうかも、ですが・・・( ̄▽ ̄;)。

購入のメリット

では、最後に、バケーションハウス購入において考えられるメリットについてまとめてみたいと思います(´∀`)。

  1. 投資による利益が見込める
    上に書きましたように、オランダの住宅ローンの利子率は現在およそ1%。
    そして、バケーションハウスから見込める収益は、4%です。
    すると、概算して3%の利益が見込める、ということになります。
    例えば、3000万円のバケーションハウスを購入して運用した場合、1年あたりの利益は90万円、と見積もることができます。これは、見逃せない金額です👀。
  2. ストレスフリー
    こうしたバケーションパークに入っているバンガローを買えば、管理する手間は一切かかりません!売上の30%とか40%を払えば、面倒なことはすべてパークの運営会社がやってくれます。支払いを巡って宿泊者ともめたり、クレーム対応をする必要もなく、ストレスフリーで着実な利益が見込めます。
  3. 貯金の代わりになる
    東京などの大都市を除いて地価が下落している日本と違い、オランダでは地価はますます上昇する傾向を見せています。オランダでは、高齢化の兆しはもちろんあるものの、少子化傾向はなく、若い世代がどんどん子どもを作って家庭を築いていますので、住宅は慢性的に不足する傾向にあるのです。
    そこで、不動産に投資をするというのは、日本よりはリスクが少ない状態です。元本割れするであろう確率はほぼゼロなので、貯金と思って不動産に投資することができます。

まとめ

今回は、オランダでの不動産事情や、バケーション事情などについて書いてみました(*^ω^*)。

日本とは違った背景があるので、日本にお住まいの方にはあまり参考にならないかもしれませんが・・・( ;∀;)。

でも、私が今年から始めている金活の一環として、学んだことをすべて書き留めておくという趣旨で書き残してみました。

と、ここまで書いてきて、オランダ以外のヨーロッパの国々の事情はどうなんだろう?!と気になってきました( ^∀^)。

どなたか、詳しい方がいたら、是非教えてくださいませ╰(*´︶`*)╯♡

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